国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 渥美灰釉芦鷺文三耳壺
ふりがな あつみかいゆうあしさぎもんさんじこ
渥美灰釉芦鷺文三耳壺
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 平安
年代
西暦
作者
寸法・重量 総高39.3 口径16.5 胴径34.0 底径13.5 (㎝)
品質・形状 砂質に富んだ灰黄色の粗い素地を紐土巻き上げ造りした跡、外面を木型でたたき締めて成形した、やや胴径の大きな撫肩の陶製壺。わずかに外反りする口縁帯を外方に折り曲げている。肩に三個の縦耳をつけるが、耳は粘土紐を二本合わせ、上下に菊座を刻す。肩の上端と胴との境に二重の刻線を襷がけに、その交点に放射状の花文、残る他の一面に芦の生える流水に鷺の群れる様をいずれも刻線で描いている。外底は平底。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02397
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1976.06.05(昭和51.06.05)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 愛知県
所在地 愛知県陶磁美術館 愛知県瀬戸市南山口町234
保管施設の名称 愛知県陶磁美術館 
所有者名 愛知県
管理団体・管理責任者名
渥美灰釉芦鷺文三耳壺
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解説文:
渥美古窯特有の胎土を有し、かつ造形にも窯の特色をあらわしている壺。平安時代特有の縦耳や優雅な文様に時代色がよくあらわれていると共に、紐座の菊文様などに見られるように装飾技術に富んでいる。国宝秋草文壺よりもやや奔放な作風であるが、ほぼ同時期の作と推定されている名品。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし