国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 金銅宝塔
ふりがな こんどうほうとう
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員数 1基
種別 工芸品
日本
時代 南北朝
年代 応安3
西暦 1370
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書 応安三年六月二日大檀那雪江崇永、大工覚性の刻銘がある
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02475
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1981.06.09(昭和56.06.09)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地
保管施設の名称
所有者名 本法寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 方形基壇の上に円筒形の塔身を重ね、屋蓋【おくがい】・相輪【そうりん】を頂いた宝塔形の舍利容器【しやりようき】である。遺品として鎌倉時代の西大寺の金銅宝塔(国宝)、同鉄宝塔(国宝)が最盛期のものとして知られているが、その後次第に小形化し、あるいは変った形態のものが多くなる。これは鎌倉時代様式を強く伝えた南北朝時代の作であり、かつ金銅宝塔中、最も大形である。銘文にある雪江崇永【せつこうすうえい】は佐々木氏頼(一三二六~一三七〇)のことである。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし