国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 : 鍋島色絵岩牡丹文大皿
ふりがな : なべしまいろえいわぼたんもんおおざら
鍋島色絵岩牡丹文大皿 表
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員数 : 1枚
種別 : 工芸品
国 : 日本
時代 : 江戸
年代 :
西暦 :
作者 :
寸法・重量 : 総高8.3  径31.0  高台高2.8  高台径15.7  (㎝)
品質・形状 : 素地は白磁質で、畳付きを除いた全面に透明釉をかける。器形は見込みがやや深く、腰から口縁にかけて張りのある曲線を描いて立ち上がり、高台は高めでわずかに裾すぼまりになった、いわゆる木盃形の尺皿。文様は見込みにほどよく余白を残して鉢植えの図を表す。図は稜花を象った深鉢に、太湖石を据え、紅白の花を咲かせる牡丹とその背後に薔薇の木を描く。鉢の文様はむらのない染濃みで表す。牡丹は染付で骨描きし、花とつぼみは赤の上絵具、あるいは白抜きに花弁の輪郭を赤でくくり、葉は緑の上絵付けを主に所どころ葉先に黄の上絵具をさしている。岩と薔薇の木は濃淡をつけた染付で表す。裏模様は染付の薔薇織枝文を三方に配し、高台には濃淡の染付による七宝繋文をめぐらせている。
ト書 :
画賛・奥書・銘文等 :
伝来・その他参考となるべき事項 :
指定番号(登録番号) : 02509
枝番 : 00
国宝・重文区分 : 重要文化財
重文指定年月日 : 1986.06.06(昭和61.06.06)
国宝指定年月日 :
追加年月日 :
所在都道府県 : 福岡県
所在地 : 太宰府市石坂4丁目7−2
保管施設の名称 : 九州国立博物館
所有者名 : 国(文化庁)
管理団体・管理責任者名 :
鍋島色絵岩牡丹文大皿 表
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解説文:
 鍋島焼は江戸時代初期より肥前(佐賀県)の鍋島藩御用窯で焼造された磁器で、特に色絵磁器は皿類を主体にして、技術的にわが国でも最も水準の高いものが製作された。その最盛期は藩窯が大川内山に移転して間もない貞享から元禄期頃と考えられ、作行きの優れたものが造られている。
 本品は見込がやや深く、腰から口縁にかけて張りのある曲線を描いて立ち上がり、高台が高めでわずかに裾窄まりになった、いわゆる木盃形【もくはいかた】の尺皿である。文様は見込にほどよく余白を残して鉢植えの図を表わす。図は稜花をかたどった深鉢に石を据え、紅白の花を咲かせる牡丹とその背後に薔薇の木を描いている。裏模様は染付の薔薇折枝文を三方に配し、高台には濃淡の染付による七宝繋文を廻らせている。
 薄手な成形、均整のとれた器形、破綻のない染付・染濃【そめだ】みの技法などに優れた技巧を示し、また白磁胎の地を余白として生かしながら、染付を基調とした地色に堂々と描かれた紅白の牡丹がひときは映える格調の高い作品で、鍋島最盛期の色絵尺皿を代表するものの一つである。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし