国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
伏見天皇宸翰後撰和歌集巻第四残巻(筑後切)
ふりがな
:
ふしみてんのうしんかんごぜんわかしゅうまきだいよんざんかん
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員数
:
1巻
種別
:
書跡・典籍
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
伏見天皇
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02368
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1980.06.06(昭和55.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
千葉県
所在地
:
国立歴史民俗博物館 千葉県佐倉市城内町117
保管施設の名称
:
国立歴史民俗博物館
所有者名
:
大学共同利用機関法人人間文化研究機構
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
伏見天皇宸翰の代表的遺品として名高い筑後切の残巻で、後撰集巻第四、夏歌所収の十首を存している。料紙は紫打曇紙を用い、本文は一首三行書に書写されるが、現状は第一・二紙と第三・四・五紙とが順序を逆にして継がれており、各紙にみえる折目跡から一時は折本仕立とされていたことがわかる。筑後切は大阪誉田八幡宮所蔵の巻第二十の完本(重文)の存在が知られているが、本巻は現存する断簡では最も長巻で、天皇の入木道の蘊奥を示された遺巻として注目される。
なお、巻末の後補軸付紙には、寛永七年六月の烏丸光広の跋がある。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
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解説文
伏見天皇宸翰の代表的遺品として名高い筑後切の残巻で、後撰集巻第四、夏歌所収の十首を存している。料紙は紫打曇紙を用い、本文は一首三行書に書写されるが、現状は第一・二紙と第三・四・五紙とが順序を逆にして継がれており、各紙にみえる折目跡から一時は折本仕立とされていたことがわかる。筑後切は大阪誉田八幡宮所蔵の巻第二十の完本(重文)の存在が知られているが、本巻は現存する断簡では最も長巻で、天皇の入木道の蘊奥を示された遺巻として注目される。 なお、巻末の後補軸付紙には、寛永七年六月の烏丸光広の跋がある。