国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 豊後国風土記
ふりがな ぶんごのくにふどき
豊後国風土記
写真一覧▶ 解説表示▶
員数 1帖
種別 書跡・典籍
日本
時代 鎌倉
年代 1297
西暦 1297
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書 永仁五年貳月十八日書写奥書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02395
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1982.06.05(昭和57.06.05)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地
保管施設の名称
所有者名 公益財団法人冷泉家時雨亭文庫
管理団体・管理責任者名
豊後国風土記
写真一覧
解説文:
 奈良時代に撰上された『豊後国風土記』の鎌倉時代の書写本である。縦長の粘葉装(現状は各葉糊離れして大和装仮綴となっている)で、本紙同質の表紙左肩に「豊後国」の外題がある。内容は豊後国の国名由来や、各郡・郷・里・駅・烽【のろし】・寺の数、郡名の由来、および郷名・山川原野の地名起源などを記している。帖末には永仁五年二月十八日の書写および同十九日の一交奥書があって、本帖の書写年紀を明らかにしている。従来『豊後国風土記』は江戸時代写本が唯一の伝来とされてきたが、本帖はその親本に当り、『肥前国風土記』(一帖)『播磨国風土記』(一巻)(いずれも国宝)につぐ風土記の古写本として価値が高い。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし