国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
法勝院領田地公験紛失状〈安和二年七月八日/〉
ふりがな
:
ほっしょういんりょうでんちくげんふんしつじょう
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員数
:
1巻
種別
:
古文書
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
969
西暦
:
969
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
00002
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1975.06.12(昭和50.06.12)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
仁和寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
この文書は深草にあった貞観寺の子院法勝院が安和二年(九六九)七月七日の火災で、田地公験等を焼失したため、翌八日後證のため所領目録を作製し、山城国司らに證判を請うたものである。首一行を欠くが、巻末に山城国司藤原為輔等の署判がある。国判部分の字面と紙継目には「山城倉印」十二顆、国判を除く字面と紙継目に「紀伊郡印」計一八二顆を捺す。その所領は紀伊郡鳥羽郷から甲斐国市河庄に及び、貞観寺の盛時の規模をよく伝えている。本文書は平安時代紛失状古例として、また倉印史料としても注目される。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
この文書は深草にあった貞観寺の子院法勝院が安和二年(九六九)七月七日の火災で、田地公験等を焼失したため、翌八日後證のため所領目録を作製し、山城国司らに證判を請うたものである。首一行を欠くが、巻末に山城国司藤原為輔等の署判がある。国判部分の字面と紙継目には「山城倉印」十二顆、国判を除く字面と紙継目に「紀伊郡印」計一八二顆を捺す。その所領は紀伊郡鳥羽郷から甲斐国市河庄に及び、貞観寺の盛時の規模をよく伝えている。本文書は平安時代紛失状古例として、また倉印史料としても注目される。