国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 銀胡人像
ふりがな ぎんこじんぞう
銀胡人像
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員数 1箇
種別 考古資料
中国
時代
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書 伝河南省洛湯金村出土
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00312
枝番 01
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1970.05.25(昭和45.05.25)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京都文京区目白台1-1-1
保管施設の名称 財団法人永青文庫
所有者名
管理団体・管理責任者名
銀胡人像
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解説文:
 鋳銀製。正面を向き両手を下げた小形の立像である。広い額、猫背の様子など、小像でありかつ表現が内端でありながらよく特徴をとらえている。胡人の像と解され、背面の鏤刻銘には未解の文字があるが、銀の重量に関するものと推定されている。
 〔銀杯〕
 一、鋳銀製
 現長径一二・二センチ
 現短径(除耳)九・三センチ
 現高三・九センチ
 いわゆる耳杯である。現在器の周縁内外と内底に鍍金がよく遺っている。外底面に文字が三字鏤刻されている。
 二、鋳銀製
 長径一一・〇二センチ 高三・二センチ
 匏【ほう】状の銀杯で、長軸に沿って一方に指のかかりを作り出し、他方は縁をわずかに内側に入れ込ませている。外底面に文字三字が鏤刻されている。
 三、鍛銀製
 長径一二・八センチ 高二・二センチ
 二と同様匏状の銀杯であるが、一方の指のかかりが柄状に大きく、他方の入り込みの両傍に游環が付されている。底面に三字 側面に十七字が鏤刻されている。
 これらは洛陽金村【らくようきんそん】のいわゆる「韓君墓」から出土したと伝えるもので、胡人像は小像ながら精彩がある。なおその刻銘と銀杯の刻銘とは共通の内容を示すものと推定され、共存したことが推察される。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし