国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
登録美術品
主情報
名称
:
後撰和歌集巻第十断簡〈(白河切) /(人しらす あまのとを)〉
ふりがな
:
ごせんわかしゅうまきのだいじゅうだんかん〈(しらかわぎれ)/(ひとしらず あまのとを)〉
後撰和歌集巻第十断簡〈(白河切) /(人しらす あまのとを)〉
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員数
:
1幅
種別
:
文字資料
国
:
日本
時代
:
平安
制作時期
:
平安時代
西暦
:
12世紀後半
作者
:
寸法・重量
:
掛幅装、紙本墨書、本紙寸法 17.3㎝ ×14.2㎝
伝来・その他参考となるべき事項
:
昭和16年4月9日 重要美術品認定
登録番号
:
054
重文指定年月日
:
国宝指定年月日
:
所在都道府県
:
東京都
所在地
:
東京都台東区上野公園13-9
公開契約館の名称
:
独立行政法人国立文化財機構 東京国立博物館
所有者名
:
後撰和歌集巻第十断簡〈(白河切) /(人しらす あまのとを)〉
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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後撰和歌集巻第十断簡〈(白河切) /(人しらす あまのとを)〉
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後撰和歌集巻第十断簡〈(白河切) /(人しらす あまのとを)〉
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詳細解説
本作品は「白河切」と呼ばれる古筆切で、『後撰和歌集』の断簡である。 伝称筆者は西行(1118~1190)である。本文は古本系統『後撰和歌集』巻第十恋二のうちの二首に該当する。もとは冊子本で、半葉一〇行に書写されたものであったが、前一行、後二行を擦り消し、現状は七行を残す。おそらく掛幅装に仕立てられるに際して、鑑賞美を重視して擦り消しが行われたものと思われる。書風はのびやかで、行末は速く書き流し、やや左に傾斜する。 本作品は、名筆の一つとして書道史上に重要である。また、伝本の少ない古本系統『後撰和歌集』の平安時代後期の書写になる古写本として国文学上にも価値がある。