国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
蓋井島「山ノ神」の森
ふりがな
:
ふたおいじまやまのかみのもり
蓋井島「山ノ神」の森
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員数
:
4カ所
種別
:
信仰に用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
※この森で行われてきた行事は、昭和34年3月に「蓋井島『山の神』神事として記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されている。
指定番号
:
00042
指定年月日
:
1960.10.11(昭和35.10.11)
追加年月日
:
指定基準1
:
(六)信仰に用いられるもの 例えば、祭祀(し)具、法会具、奉納物、偶像類、呪(じゆ)術用具、社祠(し)等
指定基準2
:
指定基準3
:
所在都道府県
:
山口県
所在地
:
一の山:下関市大字蓋井島字乞月224-1
二の山:下関市大字蓋井島字筏石230-5
三の山:下関市大字蓋井島字乞月225-2
四の山:下関市大字蓋井島字高野140
保管施設の名称
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
下関市
蓋井島「山ノ神」の森
解説文:
詳細解説
蓋井島では家々が4つの組に分かれ、各組がそれぞれの森を中心に昔ながらの行事を今に伝承している。この森は「ヤマ」と呼ばれ、神霊が宿ると信じられてきたもので、我が国の古い信仰形態を具体的に伝えている。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
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蓋井島「山ノ神」の森
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蓋井島「山ノ神」の森
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解説文
蓋井島では家々が4つの組に分かれ、各組がそれぞれの森を中心に昔ながらの行事を今に伝承している。この森は「ヤマ」と呼ばれ、神霊が宿ると信じられてきたもので、我が国の古い信仰形態を具体的に伝えている。
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詳細解説
蓋井島の戸数は、昭和35年指定当時で39戸あったが、明治初年までは20戸を越すことがなかったといわれている。これらの家々が4つの組に分かれ、各組がそれぞれの森を中心に昔ながらの行事を今に伝承してきている。 この森を島民は「ヤマ」と呼んで平素は立入ることも枯枝を拾うことも、枝を切ることも堅く禁じてきた。それは、ここに神霊が宿ると信じてきたからである。 この森自体が我が国の古い信仰形態を具体的に伝えており、人工の「やま」以前の自然の「やま」の姿を如実に示すものとして重要である。 なお、この森で行われてきた行事も、昭和34年3月に記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されている。