国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
肥土山の舞台
ふりがな
:
ひとやまのぶたい
肥土山の舞台
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員数
:
1件
種別
:
民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00116
指定年月日
:
1975.09.03(昭和50.09.03)
追加年月日
:
指定基準1
:
(八)民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの 例えば、衣装、道具、楽器、面人形、玩(がん)具、舞台等
指定基準2
:
指定基準3
:
所在都道府県
:
香川県
所在地
:
小豆郡土庄町肥土山字東甲2303番地
保管施設の名称
:
所有者名
:
建物:肥土山自治会
土地:離宮八幡神社
管理団体・管理責任者名
:
離宮八幡神社
肥土山の舞台
解説文:
詳細解説
離宮八幡神社境内にあるこの舞台は、明治33年改築の舞台で、皿回し式回り舞台、ぶどう棚、太夫座、せり、花道、二重台など舞台機構を具備する。また、石積み階段状の平座と高座とよばれる2棟の足桟敷を備えた客席構えは他に類例をみないものである。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
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肥土山の舞台
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解説文
離宮八幡神社境内にあるこの舞台は、明治33年改築の舞台で、皿回し式回り舞台、ぶどう棚、太夫座、せり、花道、二重台など舞台機構を具備する。また、石積み階段状の平座と高座とよばれる2棟の足桟敷を備えた客席構えは他に類例をみないものである。
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詳細解説
離宮八幡神社境内にあるこの舞台は、明治33年改築の舞台で、間口17.1㍍、奥行8.82㍍の寄棟造、茅葺で、本瓦葺の総下屋が付いている。皿回し式回り舞台、ぶどう棚、太夫座、せり、花道、二重台等各種の舞台機構を具備する。 また、石積み階段状の平座(露天の桟敷)と高座とよばれる2棟の足桟敷を備えた客席構えは他に類例をみない。舞台寄りの高座は、桁行2.81㍍、梁間3.94㍍の二層切妻造で桟瓦葺である。また、社殿寄りの高座は、桁行7㍍、梁間5㍍で二層入母屋造で桟瓦葺である。 また、江戸時代からの「ところ芝居」(地芝居)が現在も伝承されており、衣装・かつら・襖・根本類等多数を衣装倉に保管している。この衣装倉は、桁行5.1㍍、梁間4.15㍍の切妻造で土蔵本瓦葺となっている。 この舞台は、農村における歌舞伎舞台の典型的なものとしてきわめて重要であることから、舞台及び桟敷となる敷地のほか、高座(定桟敷)2棟、衣装倉1棟を含めて指定する。