国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
上三原田の歌舞伎舞台
ふりがな
:
かみみはらだのかぶきぶたい
上三原田の歌舞伎舞台
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員数
:
1棟
種別
:
民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
※この舞台の操作方法は、昭和36年3月に「上三原田の歌舞伎舞台の装置・操作」として記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されている。
指定番号
:
00031
指定年月日
:
1960.06.09(昭和35.06.09)
追加年月日
:
指定基準1
:
(八)民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの 例えば、衣装、道具、楽器、面人形、玩(がん)具、舞台等
指定基準2
:
指定基準3
:
所在都道府県
:
群馬県
所在地
:
渋川市赤城町上三原田269番地の1
保管施設の名称
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
渋川市
上三原田の歌舞伎舞台
解説文:
詳細解説
文政2年(1819年)創建とされるこの舞台は、桁行30尺5寸、梁間21尺の寄棟造り茅葺の建物である。ガンドウと呼ぶ両壁面及び背壁面が外側にアオリ倒れて舞台両脇及び舞台奥を拡張する構造をもつ。また、本舞台の回り舞台の中に、昇降舞台があり、引舞台の装置を有し、さらに上の二重を屋根裏に吊り上げるフライングの機構も持つ。小規模ながら近代劇場の舞台機構に相通じる機能を具備しているのは特筆に値する。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
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上三原田の歌舞伎舞台
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上三原田の歌舞伎舞台
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解説文
文政2年(1819年)創建とされるこの舞台は、桁行30尺5寸、梁間21尺の寄棟造り茅葺の建物である。ガンドウと呼ぶ両壁面及び背壁面が外側にアオリ倒れて舞台両脇及び舞台奥を拡張する構造をもつ。また、本舞台の回り舞台の中に、昇降舞台があり、引舞台の装置を有し、さらに上の二重を屋根裏に吊り上げるフライングの機構も持つ。小規模ながら近代劇場の舞台機構に相通じる機能を具備しているのは特筆に値する。
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詳細解説
この舞台は、文政2年(1819年)に天龍寺境内に創建されたといわれ、明治15年に現在地に移築したと伝えられている。桁行30尺5寸、梁間21尺で、一重寄棟造りの茅葺屋根を有する舞台である。 ガンドウと呼ぶ両壁面及び背壁面が外側にアオリ倒れて舞台両脇及び舞台奥(三重と呼ぶ)を拡張する構造となっている。本舞台には回り舞台(ナベブタと呼ぶ)があり、その中に昇降舞台(二重と呼ぶ)があり、また引舞台(二重の底に小車がついている)の装置も有し、さらに上の二重を屋根裏に吊り上げるフライングの機構も持っている。 このように小規模な農村の歌舞伎舞台でありながら、近代劇場の舞台機構にも相通じる機能を具備しているのは全国にも類例が少なく特筆に値し、農村歌舞伎舞台の典型的なものとして極めて重要なものである。