国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
登録有形民俗文化財
主情報
名称
:
大谷の石工用具及び関連資料
ふりがな
:
おおやのいしくようぐおよびかんれんしりょう
石工用具及び関連資料
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員数
:
203点
種別
:
生産、生業に用いられるもの
その他参考となるべき事項
:
内訳:石工用具155点、関連資料48点
登録番号
:
58
登録年月日
:
2026.03.24(令和8.03.24)
追加年月日
:
登録基準1
:
二 有形の民俗文化財の収集であって、その目的、内容等が歴史的変遷、時代的特色、地域的特色、技術的特色、生活様式の特色又は職能の様相を示すもの
登録基準2
:
登録基準3
:
所在都道府県
:
栃木県
所在地
:
栃木県宇都宮市
保管施設の名称
:
大谷資料館
所有者名
:
かねいり有限会社大谷資料館
管理団体・管理責任者名
:
石工用具及び関連資料
解説文:
詳細解説
大谷の石工用具及び関連資料は、栃木県宇都宮市の大谷一帯で産出される、大谷石と呼ばれる軟石の採掘や加工に使用された用具の収集である。大谷石は、大谷に集住した石工たちによって切り出され、その耐火・防湿性に富む石質から主に建築用材として広く利用された。産業としての最盛期は昭和40年代であり、機械化が進む昭和30年代まで、石工による手掘りの採掘が行われていた。
本収集は、平場掘りや垣根掘りなど地下の坑内掘りの作業に使用された、ツルハシ類などの採掘用具をはじめ、切り出した石の運搬用具や修理用の鍛冶用具、問屋が専管した大谷石の販売関連の資料などから構成される。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
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石工用具及び関連資料
石工用具のうち採掘用具
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石工用具及び関連資料
写真一覧
石工用具のうち採掘用具
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解説文
大谷の石工用具及び関連資料は、栃木県宇都宮市の大谷一帯で産出される、大谷石と呼ばれる軟石の採掘や加工に使用された用具の収集である。大谷石は、大谷に集住した石工たちによって切り出され、その耐火・防湿性に富む石質から主に建築用材として広く利用された。産業としての最盛期は昭和40年代であり、機械化が進む昭和30年代まで、石工による手掘りの採掘が行われていた。 本収集は、平場掘りや垣根掘りなど地下の坑内掘りの作業に使用された、ツルハシ類などの採掘用具をはじめ、切り出した石の運搬用具や修理用の鍛冶用具、問屋が専管した大谷石の販売関連の資料などから構成される。
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詳細解説
大谷の石工用具及び関連資料は、栃木県宇都宮市大谷の石工が、「大谷石」と呼ばれる凝灰岩の採掘に使用した用具の収集である。 大谷石は宇都宮市大谷一帯で産出され、石質は軟らかく、耐火、防湿性に優れ、当地の公共建築のほか、ホテルの内装や外装、家屋の塀や門柱など、主に建築用材として使用された。石工は、ツルハシ類を用いた手掘りを基本として石を切り出してきた。その採掘の形態は、地上から垂直に掘り下げる平場掘り、水平方向に掘り進める垣根掘りの技術を組み合わせた坑内掘りで、その採掘跡が広大な地下空間として残されている場所もある。採掘の最盛期は昭和40年代で、戦後の復興や宅地開発などで需要が増え、掘削機器類も導入されたことにより、採掘場も100か所以上に及んだ。 本収集は、大谷の石工が、明治時代から昭和中期にかけて使用した石工用具と大谷石の販売に関する資料からなる。石工用具には、採掘の各工程で用いた両ツルや刃ヅルなどのツルハシ類やヤと呼ばれる楔、丸鋸式採掘機などの採掘加工用具をはじめ、切り出した石を運んだモッコやコロなどの運搬用具、石工が採石場で日常的に使用した半纏や弁当箱、ヤカンなどの生活用具、採掘用具の修理に用いたフイゴやハンマーなどの鍛冶用具がある。関連資料は、問屋が専管した販売に関するもので、石の出荷の際に使用した検印判や商品見本、火鉢や石瓦などの加工品が収集されている。