国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
登録有形民俗文化財
主情報
名称
:
宮島細工の製作用具及び製品
ふりがな
:
みやじまざいくのせいさくようぐおよびせいひん
全体(主な製作用具と製品)
写真一覧▶
地図表示▶
解説表示▶
員数
:
890点
種別
:
生産、生業に用いられるもの
その他参考となるべき事項
:
内訳:製作用具791点、製品99点
登録番号
:
60
登録年月日
:
2026.03.24(令和8.03.24)
追加年月日
:
登録基準1
:
二 有形の民俗文化財の収集であって、その目的、内容等が歴史的変遷、時代的特色、地域的特色、技術的特色、生活様式の特色又は職能の様相を示すもの
登録基準2
:
登録基準3
:
所在都道府県
:
広島県
所在地
:
広島県廿日市市下平良
保管施設の名称
:
宮島歴史民俗資料館
所有者名
:
廿日市市
管理団体・管理責任者名
:
全体(主な製作用具と製品)
解説文:
詳細解説
宮島細工の製作用具及び製品は、広島県廿日市市の厳島において、宮島細工と呼ばれる木工製品の製作に使用された用具と製品の収集である。宮島細工には、杓子などの刳物細工、丸盆などの挽物細工、製品の表面に精巧な文様を施す彫物細工の3つがある。
宮島細工は、材料となるケヤキやクワなどの原木の木目や手触りを生かした仕上げを特徴とする。
本収集は、カンナ類や足踏みロクロ、彫刻刀など、宮島細工に特有の3つの細工技術を伝える一連の製作用具と各種の製品で構成されている。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
全体(主な製作用具と製品)
宮島細工の製品
写真一覧
全体(主な製作用具と製品)
写真一覧
宮島細工の製品
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
宮島細工の製作用具及び製品は、広島県廿日市市の厳島において、宮島細工と呼ばれる木工製品の製作に使用された用具と製品の収集である。宮島細工には、杓子などの刳物細工、丸盆などの挽物細工、製品の表面に精巧な文様を施す彫物細工の3つがある。 宮島細工は、材料となるケヤキやクワなどの原木の木目や手触りを生かした仕上げを特徴とする。 本収集は、カンナ類や足踏みロクロ、彫刻刀など、宮島細工に特有の3つの細工技術を伝える一連の製作用具と各種の製品で構成されている。
詳細解説▶
詳細解説
宮島細工の製作用具及び製品は、広島県廿日市市の厳島において、宮島細工と呼ばれる木工製品の製作に使用された用具と製品の収集である。広島湾の西端に浮かぶ厳島は、宮島とも呼ばれ、厳島神社の門前町として栄えた。 宮島細工は、杓子などの刳物細工、丸盆などの挽物細工、宮島彫りと称される彫物細工の3種類に分類され、材料となるケヤキやクワなどの原木の木目や手触りを活かした仕上げを特徴とする。なかでも杓子は、宮島細工を代表する製品となっている。宮島細工は、寛政年間(1789~1801)に弁財天の琵琶の形から杓子が考案されたことに始まるとされ、その後、江戸時代後期に中国山地から木地師のロクロの技術が、さらに、甲州から写実的な彫刻の技術が伝わり、細工技術として発展した。その製品は、門前の土産物や縁起物として求められ、また、明治時代以降は、実用品としての杓子の需要も高まり、全国的に知られるようになった。 本収集は、旧宮島町が長年にわたり収集してきたもので、合併によって廿日市市が成立して以降は、同市が引き継ぎ、現在は宮島歴史民俗資料館に保管され、一部は展示公開されている。その構成は、原木の製材・計量用具をはじめ、3つの細工技術に使用された用具一式と各種の製品で、製作・使用年代は明治時代から昭和初期が中心となる。刳物細工には、杓子や匙の木取りに用いたナタ、各部の成形に用いたカンナ類がある。挽物細工には、足踏みロクロやロクロガンナ、それらの道具を製作・修理した鍛冶用具、彫物細工には、彫刻刀類やノミ類がある。製品は、刳物細工の杓子や角盆、挽物細工の丸盆や茶筒、それらに宮島彫りが施された盆類などの彫物細工の製品がそれぞれ収集されている。