記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
 主情報
名称 戯瓢踊
ふりがな けほんおどり
戯瓢踊
写真一覧▶ 解説表示▶
種別1 民俗芸能
種別2 風流
その他参考となるべき事項
選択番号 1
選択年月日 1974.12.04(昭和49.12.04)
追加年月日
選択基準1
選択基準2
選択基準3
所在都道府県、地域 和歌山県
所在地
保護団体名 戯瓢踊保存会
戯瓢踊
写真一覧
解説文:
 これは和歌山県御坊市薗に伝承されているもので、十月五日小竹八幡神社の祭礼に、別院堂前及び美里町浜之瀬の御旅所で老若男女七、八十人によって踊られる。
 紀州九代藩主徳川治貞より贈られた御書(四恩状)を読み上げ、続いて長さ三尺の天然の大奇瓢を先頭に、太鼓、鼓、鉦、小さい瓢などを持った者が、歌につれて二列に対向したり、円陣になったりして踊る。
 ケホンのほかにキョヒョン、ケヒョンなどとも称するが、いずれも瓢を叩く音から来ている。本来、鉢叩きの遺風とされ、歌は空也作と伝える鉢叩きの歌をうたう。一説には毛坊主をケボンと称するゆえに、毛坊主の芸能であるともいう。念仏系の踊として特色の濃いものである。
関連情報
    (情報の有無)
  添付ファイル なし