国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
備中の辻堂の習俗
ふりがな
:
びっちゅうのつじどうのしゅうぞく
備中の辻堂の習俗(栩木の大師堂)
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
祭礼(信仰)
その他参考となるべき事項
:
記録:『辻堂の習俗Ⅳ(岡山県)(無形の民俗文化財記録第54集)』(文化庁文化財部・平成21年3月31日)
選択番号
:
1
選択年月日
:
1981.12.24(昭和56.12.24)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
岡山県
所在地
:
保護団体名
:
特定せず
備中の辻堂の習俗(栩木の大師堂)
解説文:
詳細解説
この習俗は、辻堂、茶堂、薬師堂などと呼ばれる吹き抜けや、三方を板囲いした簡素な堂をめぐる習俗である。辻堂には薬師如来像、弘法大師像などが安置されることも多く、日常の親睦の場や信仰の場として利用されてきた。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
写真一覧
備中の辻堂の習俗(栩木の大師堂)
備中の辻堂の習俗(烏頭の末番堂)
備中の辻堂の習俗(中山の観音堂)
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備中の辻堂の習俗(栩木の大師堂)
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備中の辻堂の習俗(烏頭の末番堂)
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備中の辻堂の習俗(中山の観音堂)
解説文
この習俗は、辻堂、茶堂、薬師堂などと呼ばれる吹き抜けや、三方を板囲いした簡素な堂をめぐる習俗である。辻堂には薬師如来像、弘法大師像などが安置されることも多く、日常の親睦の場や信仰の場として利用されてきた。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
岡山県の備中地方には今日も、辻堂、茶堂、薬師堂、大師堂、観音堂、休み堂、堂などと呼ばれる吹き抜けや、三方を板囲いした簡素な堂が広く分布している。 これらの辻堂は、いずれも旧道に沿って建つものも少なくなく、薬師如来像、弘法大師像、阿弥陀如来像などを安置するものもあり、かつて村人たちによって日常の社交、親睦の場として利用されたり、そこで虫除け(悪病除け)祈祷、大般若経の転読、あるいは灯明あげなどが行われ信仰の場となることもあった。 この地域の辻堂の習俗は、庶民信仰を知るうえで貴重なものであるが、今日では社会の変化に伴って急速に衰滅しつつあることから、早急に記録を作成する必要がある。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)