国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
安芸・備後の辻堂の習俗
ふりがな
:
あき・びんごのつじどうのしゅうぞく
安芸・備後の辻堂の習俗
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
祭礼(信仰)
その他参考となるべき事項
:
記録:『辻堂の習俗Ⅲ(広島県・山口県)(無形の民俗文化財記録第48集)』(文化庁文化財部・平成17年3月31日)
選択番号
:
1
選択年月日
:
1983.12.16(昭和58.12.16)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
広島県
所在地
:
保護団体名
:
特定せず
安芸・備後の辻堂の習俗
解説文:
詳細解説
この習俗は、広島県下の特に備後の南部を中心とした地域にある、辻堂・お堂・四つ堂などと呼ぶ、吹き抜けないしは三方を板囲いしたお堂をめぐる習俗である。
これらの堂は、旧道に沿い、地蔵尊、弘法大師像などを安置する。日常の社交・親睦の場、信仰の場として利用されてきたほか、旅人の休憩所・接待の場ともなった。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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安芸・備後の辻堂の習俗
安芸・備後の辻堂の習俗(六本堂・福山市熊野町)
安芸・備後の辻堂の習俗(七ツ町の堂・三次市三和町)
安芸・備後の辻堂の習俗(小田山王堂)
安芸・備後の辻堂の習俗
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安芸・備後の辻堂の習俗
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安芸・備後の辻堂の習俗(六本堂・福山市熊野町)
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安芸・備後の辻堂の習俗(七ツ町の堂・三次市三和町)
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安芸・備後の辻堂の習俗(小田山王堂)
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安芸・備後の辻堂の習俗
解説文
この習俗は、広島県下の特に備後の南部を中心とした地域にある、辻堂・お堂・四つ堂などと呼ぶ、吹き抜けないしは三方を板囲いしたお堂をめぐる習俗である。 これらの堂は、旧道に沿い、地蔵尊、弘法大師像などを安置する。日常の社交・親睦の場、信仰の場として利用されてきたほか、旅人の休憩所・接待の場ともなった。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
広島県下には、今日でも辻堂・お堂・四つ堂・休み堂・地蔵堂・薬師堂・観音堂・大師堂・阿弥陀堂などと呼ばれる吹き抜けないしは三方を板囲いした簡素な堂が備後の南部を中心にして、広く分布している。 これらの堂は、旧道に沿ったむら近くや峠などに建つものが多く、地蔵尊、薬師如来像、弘法大師像、阿弥陀如来像などを安置している。かつては村人たちによって日常の社交親睦の場として利用されたほか、講中による勤行がなされたり、盆供養が営まれるなど信仰の場でもあった。また、道行く人の休憩所となり、旅人にお茶の振舞いもなされた。 この地方の辻堂の習俗は、庶民信仰の実態と推移を知る上で貴重なものであるが、今日では社会の変化に伴って衰滅しつつあることから、早急に記録を作成する必要があるものである。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)