国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
周防・長門の辻堂の習俗
ふりがな
:
すおう・ながとのつじどうのしゅうぞく
周防・長門の辻堂の習俗
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
祭礼(信仰)
その他参考となるべき事項
:
記録:『辻堂の習俗Ⅲ(広島県・山口県)(無形の民俗文化財記録第48集)』(文化庁文化財部・平成17年3月31日)
選択番号
:
1
選択年月日
:
1984.12.20(昭和59.12.20)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
山口県
所在地
:
保護団体名
:
特定せず
周防・長門の辻堂の習俗
解説文:
詳細解説
この習俗は、山口県下にみられる辻堂、お堂、休み堂などと呼ぶ、吹き抜けないし三方を板囲いしたお堂をめぐる習俗である。これらのお堂は、旧道に沿い、地蔵尊、弘法大師像などを安置し、日常の社交・親睦の場や信仰の場として利用されたほか、旅人の休憩所、接待の場でもあった。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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周防・長門の辻堂の習俗
周防・長門の辻堂の習俗
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周防・長門の辻堂の習俗
解説文
この習俗は、山口県下にみられる辻堂、お堂、休み堂などと呼ぶ、吹き抜けないし三方を板囲いしたお堂をめぐる習俗である。これらのお堂は、旧道に沿い、地蔵尊、弘法大師像などを安置し、日常の社交・親睦の場や信仰の場として利用されたほか、旅人の休憩所、接待の場でもあった。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
山口県下には、今日でも辻堂、お堂、休み堂、地蔵堂、薬師堂、観音堂、大師堂、釈迦堂、阿弥陀堂などと呼ばれる吹き抜けないしは三方を板囲いした簡素なお堂が広く分布しているが、これらの詳細は充分に周知されていない。 また、これらは旧道に沿ったむら近くに建つものが少なくなく、地蔵尊、薬師如来像、弘法大師像、釈迦像、阿弥陀如来像等を安置している。かつては村人たちによって日常の社交・親睦の場として利用されていたほか、講中によって勤行がなされたり、盆供養が営まれたりと信仰の場となっていた。また、道行く人びとの休憩所となったり、旅人にお茶のもてなしがされるなどもしてきた。 この地方の辻堂の習俗は、庶民信仰の実態と推移を知る上で貴重なものであるが、今日では社会の急速な変化に伴い衰滅しつつあることから、早急に記録を作成する必要があるものである。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)