記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
 主情報
名称 細男舞・神相撲
ふりがな くわしおまいかみずもう
細男舞・神相撲(御神歌)
写真一覧▶ 解説表示▶
種別1 民俗芸能
種別2 渡来芸・舞台芸
その他参考となるべき事項
選択番号 1
選択年月日 1974.12.04(昭和49.12.04)
追加年月日
選択基準1
選択基準2
選択基準3
所在都道府県、地域 福岡県
所在地
保護団体名 八幡古表神社細男舞・神相撲保存会
細男舞・神相撲(御神歌)
写真一覧
解説文:
 この芸能は、福岡県築上郡吉富町に伝承されているもので、四年に一度(八月六日か七日の夜、昭和五十年が四年目に当たる。)八幡古表【こひょう】神社の神舞殿【しんぶでん】で行われる。
 往昔、宇佐八幡宮の放生会【ほうじょうえ】が和間【わま】の浜の浮殿で執行されていた時、宇佐八幡宮の末社である古表神社、古要神社(大分県)両社からそれぞれ傀儡【くぐつ】師を船に乗せ、海上から浮殿に向かって舞を奉納したという。現在は、古表神社単独で(宇佐八幡から神官は参向する。)、朝、山国川から神座な設けた船を中心に、太鼓等の囃子方を乗せた船や見物人を乗せた船を出し、海上で御座船の上では神官による祝詞奏上等の神事、巫女舞等を行い。蜷【にな】を海に放つ放生会を行う。傀儡人形は夜、神社で行われる。
 日本の人形芝居の源流をうかがわせる傀儡【くぐつ】系の人形戯で、素朴な神人形に単純な動きが伴い、人形戯の古態をよく伝えている。細男舞は、神像型人形の神舞と相撲型人形の神相撲の二種に分かれる。
関連情報
    (情報の有無)
  添付ファイル なし