国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
黒浜貝塚
ふりがな
:
くろはまかいづか
黒浜貝塚(炭釜屋敷貝塚)7号住居跡貝層検出状況
写真一覧▶
地図表示▶
詳細解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
111
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
2006.07.28(平成18.07.28)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
埼玉県
所在地(市区町村)
:
蓮田市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
黒浜貝塚(炭釜屋敷貝塚)7号住居跡貝層検出状況
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
黒浜貝塚(炭釜屋敷貝塚)7号住居跡貝層検出状況
写真一覧
黒浜貝塚(炭釜屋敷貝塚)7号住居跡貝層検出状況
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
詳細解説
黒浜貝塚は埼玉県東部に位置し、大宮台地東部の標高14〜16mの舌状台地上に立地する、縄文時代前期の集落に伴って形成された貝塚である。貝塚の存在は古くから知られ、本遺跡出土土器は関東地方を中心に分布する縄文時代前期の黒浜式土器の標式となっており、学史上も著名な遺跡である。 蓮田市教育委員会による範囲認調査の結果、集落の規模は東西150m、南北95mほどで、その中央部分には北側谷部に向かって開口する東西約50m、南北約40mの窪地状の広場を伴うことが明らかとなった。貝塚は竪穴住居の廃絶後のくぼみと竪穴住居の外の生活面に小規模に形成されており、ハイガイを主体としてマガキ、ハマグリ、ヤマトシジミが含まれる。出土遺物としては土器、石器、骨角器、状耳飾りなどがあり、中でも管玉や臼玉、貝製装飾品が多く見られる点に特徴がある。 本貝塚は学史上著名であり、南関東の自然環境の変遷や当時の生業を考える上で重要であるとともに、集落の構造は、中期以降顕著となる環状集落の萌芽とも見られ、集落の変遷を考える上でも貴重である。