国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
山陽道野磨駅家跡
ふりがな
:
さんようどうやまのうまやあと
後殿の全景2
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
111
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
2006.07.28(平成18.07.28)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
二.都城跡、国郡庁跡、城跡、官公庁、戦跡その他政治に関する遺跡,六.交通・通信施設、治山・治水施設、生産施設その他経済・生産活動に関する遺跡
所在都道府県
:
兵庫県
所在地(市区町村)
:
赤穂郡上郡町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
後殿の全景2
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
後殿の全景2
落地遺跡周辺の地形
写真一覧
後殿の全景2
写真一覧
落地遺跡周辺の地形
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詳細解説
兵庫県の南西部、岡山県境付近に位置する古代山陽道跡とそれに面する官衙遺跡。八反坪地区とその北東にある飯坂地区に分かれる。八反坪地区では、古代山陽道西側の掘立柱塀による区画内に掘立柱建物の正殿と2棟の脇殿をコの字型に配置し、東面塀には八脚門が開く。飯坂地区では、築地による区画内に礎石建物の正殿、後殿、脇殿を整然と配置する。西面築地には山陽道に面して八脚門が開く。 古代には官道沿いに約16kmの間隔で中継施設としての駅家を設置した。山陽道は唯一の大路として最も重視され、駅家は瓦葺白壁の建物として整備されたとされている。八反坪地区と飯坂地区の遺構は野磨駅家跡と考えられ、この地域に『大日本国法華経験記』などの説話にみえる毒蛇伝説に関わる「オロチ(落地)」の地名が遺存していることも、それを傍証する。八反坪地区の掘立柱建物群が初期野磨駅家で、飯坂地区の礎石建物群は瓦葺として整備された段階の野磨駅家であると考えられる。 古代山陽道野磨駅家跡は、駅家中枢施設の構造や機能、変遷が明確になるなど、古代国家の交通体系と地方支配体制を具体的に示すものとしてきわめて重要である。