国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
伊勢遺跡
ふりがな
:
いせいせき
大型竪穴建物
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
4
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
2012.01.24(平成24.01.24)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
2013.10.17(平成25.10.17)
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
滋賀県
所在地(市区町村)
:
滋賀県守山市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
国、市、個人
所有者名
:
財務省、守山市、個人
管理団体・管理責任者名
:
大型竪穴建物
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
添付ファイル
なし
写真一覧
大型竪穴建物
レンガ出土状況
方形区画内大型建物
独立棟持柱付大型建物
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大型竪穴建物
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レンガ出土状況
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方形区画内大型建物
写真一覧
独立棟持柱付大型建物
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詳細解説
滋賀県南東部,野洲(やす)川が形成した標高100m程度の扇状地の微高地上に営まれた弥生時代後期を中心とする集落跡。遺跡の広がりは東西約700m,南北約450m,面積約30haに及ぶ。 遺跡の北側と東側では溝が,南側には川の跡があり,集落域を区画したとみられる。集落域の東側では弥生時代後期中葉と考えられる,周囲に焼成(しょうせい)された壁材が施され,床面は貼床(はりゆか)の上に質の良い粘土を貼り,焼き締められたという,国内に例のない大型竪穴建物(たてあなたてもの)が発見されている。後期中葉には大型掘立柱(ほったてばしら)建物3棟(①桁行(けたゆき)4間・梁行(はりゆき)2間,②桁行5間・梁行1間,③桁行3間・梁行1間)がL字状に配置され,さらにそれを区画する柵が確認されている。その周囲からも大型掘立柱建物が弧状(こじょう)に配置された状態で発見されている。後期後葉にも大型掘立柱建物が,弥生時代終末期から古墳時代前期初頭には竪穴建物が確認されている。 伊勢遺跡は弥生時代後期に始まる集落跡で,柵を伴う大型掘立柱建物群は弥生時代から古墳時代への移行期,拠点集落が解体し首長居館(しゅちょうきょかん)の成立する段階における集落の中枢空間の構造を示す貴重な例である。また,近江地域における政治状況を知ることができる点でも重要である。
関連情報
指定等後に行った措置
2013.10.17(平成25.10.17)
関連情報
指定等後に行った措置
異動年月日
:
2013.10.17(平成25.10.17)
異動種別1
:
追加指定
異動種別2
:
異動種別3
:
異動内容
: