国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
沖永良部島古墓群
世之主の墓
新城花窪ニャートゥ墓
屋者ガジマル墓
アーニマガヤトゥール墓
ふりがな
:
おきのえらぶじまこぼぐん よのぬしのはか しんじょうはなくぼにゃーとぅばか やじゃがじまるばか あーにまがやとぅーるばか
3 沖永良部島古墓群(内城泉川古墓群1号墓:世之主の墓)近景(南より)
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
1893.77 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
20
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
2026.02.17(令和8.02.17)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
七.墳墓及び碑
所在都道府県
:
鹿児島県
所在地(市区町村)
:
鹿児島県大島郡和泊町・知名町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
3 沖永良部島古墓群(内城泉川古墓群1号墓:世之主の墓)近景(南より)
解説文:
詳細解説
琉球王国の影響を受けていた沖永良部島に見られる、前庭(まえにわ)を持つ大型石造り掘込墓
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
3 沖永良部島古墓群(内城泉川古墓群1号墓:世之主の墓)近景(南より)
5 屋者ガジマル墓 墓本体部正面(墓庭より)
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3 沖永良部島古墓群(内城泉川古墓群1号墓:世之主の墓)近景(南より)
写真一覧
5 屋者ガジマル墓 墓本体部正面(墓庭より)
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解説文
琉球王国の影響を受けていた沖永良部島に見られる、前庭(まえにわ)を持つ大型石造り掘込墓
詳細解説▶
詳細解説
奄美(あまみ)・沖縄地域では、亡くなった死者を風葬(ふうそう)し、その後に骨を洗い、その骨を改葬(かいそう)する墓所を造るという葬制や墓制が営まれてきた。遺骨を納める墓所は、岩陰(いわかげ)や洞穴(どうけつ)を利用し、さらに岩壁を横方向に掘り込んで造られたが、こうした近世以前に造られた古墓は沖永良部島全域では現時点で110基が確認されている。 このような遺骨を納める墓所は奄美群島で多く見られるが、沖永良部島では琉球王国(りゅうきゅうおうこく)の影響を受け、削り出した岩壁や石積みの壁で囲まれた前庭(まえにわ)を持ち、墓本体の上部に屋根構造を持つ大型石造り掘込墓が造られた。島内の大規模な古墓は、細部の意匠は異なるが、屋根や庭等の構造を共通にしている。島内最大規模の古墓は世之主の墓と呼ばれ、2重の前庭を持ち、墓口まで琉球石灰岩による参道を設けている。また鹿児島藩から派遣された代官が造営した伝承を持つ新城花窪ニャートゥ墓にも2重の前庭が築かれている。切妻形式の屋根や棟や軒を表現する屋者ガジマル墓や、墓本体に唐(から)破風(はふ)に似たレリーフや窓形を彫り込み、沖縄の近世墓と類似の構造を持つアーニマガヤトゥール墓も、前庭を持ち、屋根構造を表現する共通点を持つ。 このように4基の古墓は、奄美と沖縄、さらに九州南部等との文化交流を示す貴重な遺跡として重要である。