国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
静川園
ふりがな
:
せいせんえん
03_静川園_離れから眺望される静川園(北東から)
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種別1
:
名勝
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
8742.15 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
22
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
2026.02.17(令和8.02.17)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.公園、庭園
所在都道府県
:
青森県
所在地(市区町村)
:
青森県北津軽郡中泊町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
03_静川園_離れから眺望される静川園(北東から)
解説文:
詳細解説
離れの建築とともに整備された築山池泉(つきやまちせん)と室内の観賞に特徴ある大正時代の住宅庭園
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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03_静川園_離れから眺望される静川園(北東から)
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03_静川園_離れから眺望される静川園(北東から)
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解説文
離れの建築とともに整備された築山池泉(つきやまちせん)と室内の観賞に特徴ある大正時代の住宅庭園
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詳細解説
静川園は、津軽半島の中央部に位置する中泊町尾別(おっぺつ)の旧家宮越(みやこし)邸の近代住宅庭園である。宮越家は近世以来の長い伝統を有する大宅で、地域振興にも尽力し、近代地主として様々な事業に取り組んで資産を蓄えた。 9代目の正治(まさはる)(1885~1938)は芸術文化にも強く関心を寄せ、広く文化人との交流を図り、中でも橋本関雪(かんせつ)(1883~1945)と親交を深めた。正治は、大正9年に離れ「詩夢庵(しむあん)」を建ててその廻りに配石と植栽を備え、併せて大正15年頃までに築山池泉(つきやまちせん)の大きな庭園を九分通り竣成するとともに、昭和6年頃まで整え続けた。 宮越邸の敷地に営まれた庭園は大きく3つの地割から成るが、広義にはこれらを総称して静川園という。築山池泉を成す逍遥本位(しょうようほんい)の庭園は、大きな築山を地割の中心としてその周りに池泉を巡らしている。詩夢庵とこれを取り巻く観賞本位の庭は、南面して造られた枯山水のほか、居室に過ごしながら風景を楽しむ内装の設えに特徴がある。特に涼み座敷の間の東窓を飾る「四季花木障子(しきかぼくしょうじ)」は、季節とともに遷(うつ)ろう窓外の景色を室内に取り入れて秀逸である。また、主屋南東側には大石武学流(おおいしぶがくりゅう)初期の庭園遺構を伝えている。 近代地主が、文化人との交流を通じて深められた芸術文化の趣向に基づき、自ら差配(さはい)して造営した近代住宅庭園の事例として優れている。