国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
甑島片野浦のカノコユリ群落
ふりがな
:
こしきしまかたのうらのかのこゆりぐんらく
02_甑島片野浦のカノコユリ群落__自然草原_草原上部より下部方向(現況)
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種別1
:
天然記念物
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
493635.0 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
24
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
2026.02.17(令和8.02.17)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
(四)代表的な原野植物群落,(十一)著しい栽培植物の自生地
所在都道府県
:
鹿児島県
所在地(市区町村)
:
鹿児島県薩摩川内市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
02_甑島片野浦のカノコユリ群落__自然草原_草原上部より下部方向(現況)
解説文:
詳細解説
世界的に有名なユリ属の園芸品種の原種のひとつであるカノコユリの国内最大規模の生育地
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
02_甑島片野浦のカノコユリ群落__自然草原_草原上部より下部方向(現況)
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02_甑島片野浦のカノコユリ群落__自然草原_草原上部より下部方向(現況)
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解説文
世界的に有名なユリ属の園芸品種の原種のひとつであるカノコユリの国内最大規模の生育地
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詳細解説
カノコユリは、日本から台湾や中国南部に及ぶ東アジアに分布するユリ科ユリ属の自生種(じせいしゅ)である。日本では福岡県や長崎県、鹿児島県、徳島県、高知県の山地の崖など限定された地域に生育しており、個体数は少ない。その中で、鹿児島県の甑島列島が日本における最大規模かつ高密度の生育地として知られている。 カノコユリは、江戸時代から明治期においては救荒(きゅうこう)植物として利用され、明治初期には食用や薬用として中国に輸出された。19世紀前半にはシーボルトが日本から持ち帰り紹介したことで西洋において高く評価された。これを機に、園芸植物としての需要が高まり、明治後期から昭和期には球根が日本の主要な輸出品になり、様々な園芸品種がつくられた。オリエンタル・ハイブリッドとして有名な「カサブランカ」や「サマードレス」などの原種であり、日本を代表的するユリ属の植物のひとつである。 甑島列島は日本におけるカノコユリの主要な生育地であり、なかでも下甑島(しもこしきしま)南西部の片野浦に所在するみっちり草原は、カノコユリの日本最大規模の自生地である。みっちり草原は、土砂崩落後に成立し強風で維持されている自然草原であり、コシキギクなどの甑島固有種も生育するなど、植物生態学的、植物地理学的に高い価値を有することから、指定し保護を図るものである。