国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
大塚山古墳
ふりがな
:
おおつかやまこふん
全景空撮
写真一覧▶
地図表示▶
詳細解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
特別区分
:
指定年月日
:
1972.05.26(昭和47.05.26)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
福島県
所在地(市区町村)
:
会津若松市一箕町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
全景空撮
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
全景空撮
全景
上空から見た大塚山古墳(1964年当時)
大塚山古墳主体部(左側が北棺)
写真一覧
全景空撮
写真一覧
全景
写真一覧
上空から見た大塚山古墳(1964年当時)
写真一覧
大塚山古墳主体部(左側が北棺)
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
詳細解説
会津盆地の東南隅にある比高30メートルの独立丘陵上に所在する前方後円墳で、丘陵の尾根を利用して作られている。主軸の長さは90メートル、後円部は径45メートル、高さ6メートル、前方部は幅23メートル、高さ3.5メートルで前方部がせまく、かつ低い形態を示す古墳である。 昭和39年、東北大学の伊東信雄教授らによって後円部だけが調査された。その結果主軸と直交する2個の木棺が発見され、副葬品として、三角縁神獣鏡や銅鏃・環頭大刀・直弧文のある靱[ゆき]などが発見された。また鉄製品として、短冊形の鉄斧などもあり、副葬品の組合せは前期古墳に通じてみられるものである。古墳の形態などとあわせて考えると、その築造年代は4世紀末ともいわれており、このような古い古墳が東北地方の山岳地帯に存在していることは東北地方の開拓の歴史からみて学問的にはきわめて重要なことである。 会津若松市は、この丘陵一帯を墓地公園とする工事を行なっているが、この前方後円墳と、すぐそばにある円墳1基は、墓地公園内の緑地として活用される予定である。