国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
虎塚古墳
ふりがな
:
とらづかこふん
虎塚古墳
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
特別区分
:
指定年月日
:
1974.01.23(昭和49.01.23)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
茨城県
所在地(市区町村)
:
ひたちなか市大字中根
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
虎塚古墳
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
虎塚古墳
虎塚古墳 写真提供:茨城県教育庁
写真一覧
虎塚古墳
写真一覧
虎塚古墳 写真提供:茨城県教育庁
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詳細解説
茨城県の北部を流れる那珂川の下流の北側一帯には低い台地が広がっている。 古墳はこの台地の一つ、中根台地上に築かれた全長約60メートルの前方後円墳で、周濠をともなっている。昨年9月の発掘調査の結果、壁画をもつ内部主体が発見された。 内部主体は、後円部の基底部近くに設けられた凝灰岩切石を組み合わせた横穴式石室である。石室は玄室と羨道からなり、玄室は天井3枚、東側壁1枚、西側壁2枚、奥壁1枚の切石で築かれ、内法長さ3.07メートル、幅1.4メートル、高さ1.5メートルをはかる。また羨道はその南に設けられている。 玄室内壁は、床面上を含め全面に白土を塗り、天井・床面では白土上全面を赤色に塗彩している。この古墳を特色づける壁画は、奥壁と東・西壁にある。それは白土を下地に三角連続文・円文・渦文などの幾何学文様、大刀・槍・靱・楯などの武器、武具類などの絵画が赤色で描いてある。 東日本で発見された装飾古墳のうち、その装飾文様の種類と構成は類例の少ない優れたものであり、また前方後円墳としても唯一のものとして貴重である。