国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
乙女不動原瓦窯跡
ふりがな
:
おとめふどうはらかわらがまあと
乙女不動原瓦窯跡
写真一覧▶
地図表示▶
詳細解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
特別区分
:
指定年月日
:
1978.05.11(昭和53.05.11)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
六.交通・通信施設、治山・治水施設、生産施設その他経済・生産活動に関する遺跡
所在都道府県
:
栃木県
所在地(市区町村)
:
小山市乙女
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
乙女不動原瓦窯跡
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
乙女不動原瓦窯跡
写真一覧
乙女不動原瓦窯跡
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
詳細解説
思川は、小山[おやま]市の西を西南流する利根川の一支流で、この窯跡は思川の左岸に沿ってのびる台地の西端に立地する。昭和51年度の試掘調査によれば、窯は4基以上みとめられ、東西に開析された台地の北斜面に並ぶ。窯体の全面調査は行われていないが、いずれも登窯の構造をとるものと思われる。灰原は前面の谷に東西約80メートル、南北30メートルにひろがる。 瓦は軒瓦が66点出土しており、白鳳様式のものを含む複弁八葉蓮華大軒丸瓦、均整唐草文軒平瓦などがある。下野[しもつけ]薬師寺・下野国府推定地などから出土した瓦と同笵のものがみとめられ、軒平瓦には瓦当面の一端に笵割れの痕跡を残して同笵関係をよく追跡しうる例もある。この遺跡は、下野薬師寺をはじめとして当地域における主要な寺院あるいは官衙の造営にかかわった瓦窯跡として貴重である。