国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要文化的景観
主情報
名称
:
大谷の奇岩群と採石産業の文化的景観
ふりがな
:
おおやのきがんぐんとさいせきさんぎょうのぶんかてきけいかん
大谷の奇岩群と採石産業の文化的景観
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種別1
:
重要文化的景観
種別2
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
選定番号
:
選定年月日
:
2024.10.11(令和6.10.11)
追加年月日
:
選定基準
:
所在都道府県
:
栃木県
所在地(市区町村)
:
栃木県宇都宮市
大谷の奇岩群と採石産業の文化的景観
解説文:
詳細解説
関東平野北端において、凝灰岩が露頭する農村の採石産業による発展を伝える文化的景観
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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大谷の奇岩群と採石産業の文化的景観
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大谷の奇岩群と採石産業の文化的景観
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解説文
関東平野北端において、凝灰岩が露頭する農村の採石産業による発展を伝える文化的景観
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詳細解説
宇都宮市大谷地域は、関東平野北端部に位置し、大谷(おおや)石(いし)と呼ばれる、柔らかく加工しやすい凝灰岩の産地である。地域中央部には、凝灰岩から成る丘陵が広がり、ここを姿川が南流して穿ち、両岸に奇岩群を生み出す。 近世には、小規模な氾濫原での耕作を主とした農村であったが生産性が低く、農家の副業として採石が始まった。近代には山主を兼ねた問屋が石工と技術を取り入れ、石工町を発展させながら、東京方面に販路を拡げた。戦後は機械化により昭和40年代に最盛期を迎えた後、出荷量が急減したが現在も採石が続く。近代以降は奇岩群等が人を呼び、行楽地としても賑わう。 侵食や採石等により形成された奇岩群、稼働中の採石場と観光活用が進むその跡地、近代に運搬・行楽に用いられた軌道跡を引き継ぐ道、農家の形式を残しつつ装飾が彫り込まれた石蔵を表に構える採石業者の屋敷地、磨崖仏や山ノ神を祀る寺社等、大谷石による自然・人工の要素が特徴を伝える。 当該文化的景観は、北関東内陸部の農村が、近世に農家の副業として始められた採石を近代以降に地場産業とし、奇岩群等を信仰・観光の対象としながら、発展してきたことを伝え、貴重である。