国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要文化的景観
主情報
名称
:
波佐見中尾皿山と鬼木棚田の文化的景観
ふりがな
:
はさみなかおさらやまとおにぎたなだのぶんかてきけいかん
波佐見中尾皿山と鬼木棚田の文化的景観_中尾郷と鬼木郷
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種別1
:
重要文化的景観
種別2
:
面積
:
333.2 ha
その他参考となるべき事項
:
選定番号
:
選定年月日
:
2026.02.17(令和8.02.17)
追加年月日
:
選定基準
:
(一)水田・畑地などの農耕に関する景観地,(六)鉱山・採石場・工場群などの採掘・製造に関する景観地,(八)垣根・屋敷林などの居住に関する景観地,前項各号に掲げるものが複合した景観地のうち我が国民の基盤的な生活又は生業の特色を示すもので典型的なもの又は独特のもの
所在都道府県
:
長崎県
所在地(市区町村)
:
長崎県東彼杵郡波佐見町
波佐見中尾皿山と鬼木棚田の文化的景観_中尾郷と鬼木郷
解説文:
詳細解説
近世に磁器を庶民に普及させた肥前の窯業集落と共に発展した農業集落
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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波佐見中尾皿山と鬼木棚田の文化的景観_中尾郷と鬼木郷
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波佐見中尾皿山と鬼木棚田の文化的景観_中尾郷と鬼木郷
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解説文
近世に磁器を庶民に普及させた肥前の窯業集落と共に発展した農業集落
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詳細解説
波佐見町は、長崎県中央北東部の県境、山間部に位置し、近世に大村藩(おおむらはん)が重要産業とした窯業と稲作を現在も主産業とする。当該文化的景観は、町東部南端で隣り合う窯業集落である中尾郷と農業集落である鬼木郷から成る。 国内の磁器生産は近世初頭に肥前で始まり、皿山と呼ばれる窯業専業集落が、磁器の原料となる陶石と薪を生む山林を背景に、陶石を唐臼(からうす)で砕くための川と登り窯に適した急斜面をもつ谷に開かれた。近世初頭に集落が開かれた中尾皿山では18世紀には巨大な登り窯で安価な磁器を大量生産し、国内に普及させた。近代以降は技術の進展等に伴い、窯や職住一体の住まいを変遷させつつ窯業を発展させてきた。 鬼木郷は、山中の緩傾斜地にあり、近世初期には水田耕作がなされ、近世後半以降に中尾皿山の発展に合わせて棚田を広げたとされる。棚田は3本の河川が流れ合流する谷に広がり、田越し灌漑等の伝統的な水利の仕組みや石積みを集落全体としてよく残す。 中尾皿山は近代には都市的な様相を呈し、鬼木郷から中尾郷へ峠を越えて米や農作物・薪炭・梱包材となる藁製品の販売や下肥(しもごえ)の購入、高度経済成長期には農閑期に窯業の手伝い等も行われた。 当該文化的景観は、肥前において磁器生産及び窯元をはじめとした住まいの変遷と、伝統的な水利の仕組みを持つ棚田と農家の住まいのあり方を、集落全体として伝えることに加え、両集落が窯業と農業を主産業とする地域の発展のあり方を伝え、貴重である。