国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 旧野﨑家住宅(岡山県倉敷市児島味野)
ふりがな のざきけじゅうたく
棟名 御成門
棟名ふりがな おなりもん
旧野﨑家住宅(岡山県倉敷市児島味野) 御成門
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員数 1棟
種別 近世以前/民家
時代 江戸末期
年代 天保9
西暦 1838
構造及び形式等 一間薬医門、切妻造、本瓦葺、左右塀付
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02496
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2006.12.19(平成18.12.19)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (五)流派的又は地方的特色において顕著なもの
重文指定基準2
所在都道府県 岡山県
所在地 岡山県倉敷市児島味野一丁目11番19号
保管施設の名称
所有者名 公益財団法人竜王会館
所有者種別 法人
管理団体・管理責任者名
旧野﨑家住宅(岡山県倉敷市児島味野) 御成門
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解説文:
 野﨑家は,江戸時代末期頃より塩田開発と新田開発を手がけて財をなした。
 邸内は,中央に主屋,その前方に玄関棟と表書院が建ち,正面に長屋門と御成門を構え,北に内蔵などの土蔵群が並び建つ。主屋座敷部や表書院は,床・棚・付書院を備えた座敷とし,上質の材を用い,質の高い空間としている。
 建設年代は,主屋が天保4年(1833)頃,門が同9年,玄関棟と表書院が嘉永5年
(1852)で,土蔵群が江戸末期から明治中期にかけて順次建てられた。
 旧野﨑家住宅は,独特な平面の主屋や意匠の優れた表書院など,雄大な規模を有する上層民家として,高い価値がある。また,屋敷全体の構成を良く留めており,江戸時代末期のこの地方を代表する民家のひとつとして,重要である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし