国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 披雲閣(旧松平家高松別邸)
ふりがな ひうんかく(きゅうまつだいらけたかまつべってい)
棟名 本館
棟名ふりがな ほんかん
披雲閣 本館、本館付倉庫(右端、左)、倉庫(右端、右)
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員数 1棟
種別 近代/住居
時代 大正
年代 大正6年
西暦 1917
構造及び形式等 木造、建築面積1,916.51㎡、一部2階建、入母屋造及び寄棟造、南面車寄附属、桟瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02586
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2012.07.09(平成24.07.09)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (二)技術的に優秀なもの
重文指定基準2 (三)歴史的価値の高いもの
所在都道府県 香川県
所在地 香川県高松市玉藻町2番1号
保管施設の名称
所有者名 高松市
所有者種別 市区町村
管理団体・管理責任者名
披雲閣 本館、本館付倉庫(右端、左)、倉庫(右端、右)
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解説文:
 披雲閣は、高松城跡の三の丸に所在する旧高松城主の松平家の別邸である。清水組の設計、施工により、大正6年に完成した。
 三の丸の南面に開く桜御門を正門として敷地の中央に本館を建て、海に面した北側に庭園をつくる。本館は、接客、居住、家政などの機能をもつ各部を廊下で接続する。江戸時代の御殿を意識した伝統的な配置や意匠をもち、百四十二畳敷の「大書院」から複数の小座敷を配した「杉の間」まで、充実した接客空間を擁する。
 披雲閣は、旧城主によって近代に建設された大規模な和風住宅であり、江戸時代の城跡に再建された希少な事例である。また、近代的な組織体制により設計と施工の管理が徹底された住宅建築であり、大正時代におけるわが国の大規模和風住宅の技術的水準を示すものとして重要である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  添付ファイル なし