国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 旧久邇宮邸(聖心女子大学)
ふりがな きゅうくにのみやてい(せいしんじょしだいがく)
棟名 御常御殿・小食堂
棟名ふりがな おつねごてん・しょうしょくどう
旧久邇宮邸(聖心女子大学) 御常御殿 外観(南から)
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員数 1棟
種別 近代/住居
時代 大正
年代 大正7(小食堂)、大正13(御常御殿)
西暦 1918,1924
構造及び形式等 木造、建築面積711.75㎡、一部二階建、桟瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02672
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2017.11.28(平成29.11.28)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (一)意匠的に優秀なもの
重文指定基準2 (四)学術的価値の高いもの
所在都道府県 東京都
所在地 東京都渋谷区広尾四丁目1番地4
保管施設の名称
所有者名 学校法人聖心女子学院
所有者種別 法人
管理団体・管理責任者名
旧久邇宮邸(聖心女子大学) 御常御殿 外観(南から)
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解説文:
 旧久邇宮邸は,久邇宮家2代邦彦王が営んだ本邸である。大正7年の竣工後,戦災等で一部焼失したが,小食堂や玄関,大正13年築の御常御殿は焼失を免れた。御常御殿の設計は,台湾総督府庁舎などを手がけた森山松之助である。
 旧久邇宮邸の建物は,各所に社寺建築の細部を取り入れるとともに,上質な座敷飾,透彫欄間などを備え,格天井には前田青邨らの絵画を飾る。また様々な銘木と高度な木工技術を駆使し,和洋の意匠を巧みに織り交ぜて,壮麗かつ気品を備えた室内空間を創出している。和風を基調として建築された宮家の本邸としては唯一の残存例であり,皇室建築の系譜を考える上で,高い価値が認められる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  添付ファイル なし