国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 坂戸橋
ふりがな サカトバシ
棟名
棟名ふりがな
01 全景(下流側河川より)
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員数 1基
種別 近代/産業・交通・土木
時代 昭和
年代 昭和7年
西暦 1932
構造及び形式等 鉄筋コンクリート造単アーチ橋、橋長七七・九メートル、幅員六・〇メートル、親柱及び高欄付、袖擁壁、袖高欄及び右岸取付道路附属
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 2712
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2020.12.23(令和2.12.23)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (二)技術的に優秀なもの
重文指定基準2
所在都道府県 長野県
所在地 長野県上伊那郡中川村大草~片桐
保管施設の名称
所有者名 長野県
所有者種別 都道府県
管理団体・管理責任者名
01 全景(下流側河川より)
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解説文:
坂戸橋は,南アルプスの玄関口,天竜川上流にかかる道路橋である。山間部の自動車交通の改善を目的として,長野県土木課の設計,直営工事で,昭和7年に竣工した。
橋長78mの大規模な鉄筋コンクリート造アーチ橋で,アーチには放物線を用いる。部材の接合部を曲面状になめらかに仕上げ,アーチ隅部には面取りを施すなど細部に配慮した丁寧な施工である。
支間(スパン)70mは,戦前期の道路橋として現存最大で,昭和前期における我が国道路橋の技術的達成度を示すものとして貴重である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし