国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
常楽寺本堂
ふりがな
:
じょうらくじほんどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
室町前期
年代
:
延文5
西暦
:
1360
構造及び形式等
:
桁行七間、梁間六間、一重、入母屋造、向拝三間、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00113
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1898.12.28(明治31.12.28)
国宝指定年月日
:
1953.03.31(昭和28.03.31)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
滋賀県
所在地
:
滋賀県湖南市西寺
保管施設の名称
:
所有者名
:
常楽寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
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詳細解説
常楽寺本堂 一棟 常楽寺の創立沿革については、延慶元年(一三〇八)、延文五年(一三六〇)及び応永五年(一三九八)の奥書のある勧進状三巻がある。それによれば、この寺は和銅年間(七〇八~七一五)金蕭菩薩の開基になる阿星山五千坊の一つであったが、その後延文五年三月二十六日火災のため堂塔はことごとく焼失したという。ここにおいて僧観慶が再興を志し、間もなく再建をみたと思われるのが現在の本堂である。本堂は桁行七間、梁間六間の堂で、三間の向拝を付ける。現在は組物は二手先で、外陣の天井は一面の組入天井となっているが、建立当初は組物は出組で、外陣は側廻り一間通りが化粧屋根裏であった。また向拝の蟇股も取り替えられているが、内部の文様だけは当初のものを採用している。このような大修理が加えられた年代は明らかでないが、様式手法からみて室町時代末期と思われる。なお堂内の厨子は禅宗様を摂取し、本堂建立と同時の制作と思われる。このように、後に大修理があるけれども、依然としてこの本堂は室町時代における和様本堂の代表的な遺構の一つで、その価値は高い。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
厨子
関連情報
附指定
附名称
:
厨子
附員数
:
1基