国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
善水寺本堂
ふりがな
:
ぜんすいじほんどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
室町前期
年代
:
室町前期
西暦
:
1333-1392
構造及び形式等
:
桁行七間、梁間五間、一重、入母屋造、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00161
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1899.04.05(明治32.04.05)
国宝指定年月日
:
1954.03.20(昭和29.03.20)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
滋賀県
所在地
:
滋賀県湖南市岩根
保管施設の名称
:
所有者名
:
善水寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
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詳細解説
善水寺本堂 一棟 善水寺は寺伝によれば、和銅年間(七〇八~七一五)の創立といわれ、今の本堂は延文五年(一三六〇)炎上後、貞治五年(一三六六)五月建立されたものという。様式手法をみてもこの時の建築と考えてよい。桁行七間、梁間五間のかなり大きな堂である。外観は多く蔀戸を用い、組物は支輪付きの出組で繰形付の実肘木をもち、中備は束とする。内部は密教本堂の方式にしたがって内外陣とし、菱格子の結界をもって区切る。周囲一間通りを化粧屋根裏とするので、外陣は後半だけ組入天井となるが、この外陣中央の柱列を省略するのに、普通は前後に大虹梁を架けて受けるのに対して、ここでは左右に梁をかける珍しい扱い方をしている。このため側廻り組物内側が遊ぶので、ここに木鼻をつけるが、これは室町時代特有の華麗なものである。内陣は組入天井で、同時代の厨子がある。滋賀県における一連の密教本堂のうちの優作として、この堂の価値は高い。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
厨子
関連情報
附指定
附名称
:
厨子
附員数
:
1基