国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
清水寺本堂
ふりがな
:
きよみずでらほんどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
江戸前期
年代
:
寛永10
西暦
:
1633
構造及び形式等
:
懸造、桁行九間、梁間七間、一重、寄棟造、東西北面もこし付、
正面両翼廊及び庇付、西面翼廊付、檜皮葺、正面舞台付
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00088
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1897.12.28(明治30.12.28)
国宝指定年月日
:
1952.11.22(昭和27.11.22)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
京都府京都市東山区清水一丁目
保管施設の名称
:
所有者名
:
清水寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
本堂は寛永六年焼失後同十年竣工したものである。
堂は竣崖によって建てられた髙い舞台造で、複雑な平面及び屋根の構成は変化に富んだ意匠をしている。京都地方に於ける江戸時代初期の優れた復古建築の一つである。
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
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解説文
本堂は寛永六年焼失後同十年竣工したものである。 堂は竣崖によって建てられた髙い舞台造で、複雑な平面及び屋根の構成は変化に富んだ意匠をしている。京都地方に於ける江戸時代初期の優れた復古建築の一つである。
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詳細解説
清水寺本堂 一棟 清水寺は坂上田村麻呂の創立と伝え、今の本堂は寛永六年焼失後、同十年(一六三三)に竣工したものである。堂は広大な建築で、急な崖に建っているため、前面は床が高く、長い束柱で支えられており、いわゆる懸造をなしている。 本宇は桁行九間、梁間七間で、内外陣に区画され、内陣は石敷床に化粧屋根裏、外陣は拭板敷で折上小組格天井を張り、密教本堂の典型的形式を示している。この本宇は大きな寄棟造をなし、その前面は庇まで葺きおろしており、さらに前面の左右には翼廊が突出し、それぞれに小屋板をかけ、庇の前面は広い舞台となっている。側背の三面には裳階を付ける。 この堂の意匠は複雑な屋根を巧みに処理したところに最もみるべきものがあり、しかも屋根面に起りをつけるなど優雅な手法がある。細部には桃山時代の気分を残しており江戸時代初期における和様復古建築の傑作である。なお内陣にある三基の厨子も同時の作である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
厨子
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附指定
附名称
:
厨子
附員数
:
3基