国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
平等院鳳凰堂
ふりがな
:
びょうどういんほうおうどう
棟名
:
両翼廊(南)
棟名ふりがな
:
りょうよくろう(みなみ)
平等院鳳凰堂
写真一覧▶
地図表示▶
詳細解説表示▶
員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
平安中期
年代
:
天喜元
西暦
:
1053
構造及び形式等
:
桁行折曲り延長八間、梁間一間、隅楼二重三階、宝形造、廊一重二階、
切妻造、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00010
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1897.12.28(明治30.12.28)
国宝指定年月日
:
1951.06.09(昭和26.06.09)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
京都府宇治市宇治蓮華
保管施設の名称
:
所有者名
:
平等院
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
平等院鳳凰堂
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
平等院鳳凰堂
写真一覧
平等院鳳凰堂
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
詳細解説
平等院鳳凰堂 四棟 藤原頼通は永承七年(一〇五二)宇治の別荘を施入して寺とし、翌天喜元年(一〇五三)に新たに阿弥陀堂を営み供養した。これが鳳凰堂である。建物は中堂、翼廊、尾廊よりなる。中堂は桁行三間、梁澗二間、裳階付、入母屋造、本瓦葺、翼廊は各桁行折曲り延長八間、梁間一間、二階、切妻造、隅には宝形造の楼閣をあげ、正しく左右対称の形をとる。また背後には桁行七間、梁間一間、一階の尾廊をつける。このように外観はきわめて変化に富んで美しいが、さらに中堂内部の豊富な意匠装飾は、絵画、文様、螺鈿などを駆使していて、藤原氏全盛時代の芸術の粋を集めたもので、極楽浄土欣求の象徴として生まれた当時の名建築である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)