国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
浄瑠璃寺三重塔(九体寺三重塔)
ふりがな
:
じょうるりじさんじゅうのとう(くたいじさんじゅうのとう)
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1基
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
平安後期
年代
:
治承2以前
西暦
:
1178以前
構造及び形式等
:
三間三重塔婆、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00052
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1897.12.28(明治30.12.28)
国宝指定年月日
:
1952.03.29(昭和27.03.29)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
京都府木津川市加茂町西小
保管施設の名称
:
所有者名
:
浄瑠璃寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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詳細解説
浄瑠璃寺三重塔(九体寺三重塔) 一基 この三重塔は治承二年(一一七八)に京都一条大宮から移建したものであって、したがって建立年代は平安時代に遡るものと考えられる。移建後の沿革については露盤銘により正応五年(―二九二)に修理の施されたことが知られる。三間三重、木割の細い塔婆で、各重とも三手先組をもって深い軒を支え、勾配の緩い垂木や檜皮葺の屋根は真反の軒とともに気品のある軽快な意匠を作っている。細部には鎌倉時代の補修がみられるが、組物や垂木及び軒の構造には藤原時代の様式がうかがわれる。以上のようにこの塔は平安時代における三重塔として優れた遺構であるが、さらに初重内部には極彩色が施してあり、平安時代の装飾絵画を知る上でよい資料となっている。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)