国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
興福寺三重塔
ふりがな
:
こうふくじさんじゅうのとう
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1基
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉前期
年代
:
鎌倉前期
西暦
:
1185-1274
構造及び形式等
:
三間三重塔婆、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00060
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1897.12.28(明治30.12.28)
国宝指定年月日
:
1952.03.29(昭和27.03.29)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
奈良県奈良市登大路町
保管施設の名称
:
所有者名
:
興福寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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詳細解説
興福寺三重塔 一基 三重塔は皇嘉門院の御願により康治二年(一一四三)に完成したが、治承匹年(一一八〇)の兵火に焼失し、のち再建された。再建の年代は明確でないが、焼失後間もなくと思われる。建立後天文十九年(一五五〇)に修理があった。形式は各重とも方三軒、初重に縁をつけた三重塔であって、組物は初重が出組、ほかは三手先である。内部においては、心柱を二重で止め、初重は四天柱間に対角線に板を張り、その両面に千体仏を描いている。これは珍しい形式である。そのほか折上小組格天井、長押、方立柱などには極彩色の唐文様を描いている。木割の細い、平安時代風の様式を伝えたもので、全体の姿は優美であり、現存する三重塔の中でも屈指のものである。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)