国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
般若寺楼門
ふりがな
:
はんにゃじろうもん
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉前期
年代
:
文永頃
西暦
:
1264-1274頃
構造及び形式等
:
一間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00122
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1903.04.15(明治36.04.15)
国宝指定年月日
:
1953.03.31(昭和28.03.31)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
奈良県奈良市般若寺町
保管施設の名称
:
所有者名
:
般若寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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詳細解説
般若寺楼門 一棟 般若寺は、高句麗の僧慧潅法師が精舎「般若台」を開創、その後聖武天皇が伽藍を整え勅願寺としたと伝える。鎌倉時代に復興され、建長五年(一二五三)頃石造十三重塔が完成し、文永四年(一二六七)には、叡尊発願の文殊像が供養された。楼門の建立も文永頃と考えられる。一間一戸の珍しい楼門で、上階は桁行三間、梁間二間をなす。ほとんど和様からなっているが、肘木及び実肘木に大仏様の影響を受けた繰形を有する。ことに肘木鼻に繰形をもつのは、類例の少ない手法である。全体に形態がよく整い、意匠的にも優秀な遺構で、鎌倉時代における異色ある楼門である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)