国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
長保寺大門
ふりがな
:
ちょうほうじだいもん
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
室町前期
年代
:
嘉慶2
西暦
:
1388
構造及び形式等
:
三間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00131
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1900.04.07(明治33.04.07)
国宝指定年月日
:
1953.03.31(昭和28.03.31)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
和歌山県
所在地
:
和歌山県海南市下津町上
保管施設の名称
:
所有者名
:
長保寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
本堂は延慶四年の建立で、柱及び組物など唐様の手法をとりながら細部に和様の手法を混用し、よく二つの様式を融和している。
多宝塔は純和様を採用し、一重と二重との釣合よく安定した形態をなし、その細部も現存多宝塔中の傑作の一つである。但し内部須弥壇は唐様様色になる。建立年代は不明であるが本堂より稍々後れるであらう。
大門は嘉慶二年の建立で、形態のよく整った代表的な楼門の一つである。和様を基調としたその細部は室町時代初期の特色を持っている。以上三棟は伽藍の主要建物であって余り時代の離れない頃に建立され揃っていることは珍らしいことである。
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解説文
本堂は延慶四年の建立で、柱及び組物など唐様の手法をとりながら細部に和様の手法を混用し、よく二つの様式を融和している。 多宝塔は純和様を採用し、一重と二重との釣合よく安定した形態をなし、その細部も現存多宝塔中の傑作の一つである。但し内部須弥壇は唐様様色になる。建立年代は不明であるが本堂より稍々後れるであらう。 大門は嘉慶二年の建立で、形態のよく整った代表的な楼門の一つである。和様を基調としたその細部は室町時代初期の特色を持っている。以上三棟は伽藍の主要建物であって余り時代の離れない頃に建立され揃っていることは珍らしいことである。
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詳細解説
長保寺大門 一棟 寺蔵の棟札の写しによれば、嘉慶二年(一三八八)の建立で、元和七年(一六二一)、天和三年(一六八三)、天保三年(一八三二)に修覆されたことがわかる。この大門は形態のよく整った点において代表的な楼門の一つであり、組物は三手先、中備は間斗束である。その様式は和様を基調としているが、木鼻などの細部には禅宗様の手法もある。本堂、多宝塔(ともに国宝)とともに伽藍を形づくる。室町時代前期の特徴をよく表した建築である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
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扁☆額
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附名称
:
扁☆額
附員数
:
1面