国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 羽黒山三神合祭殿及び鐘楼
ふりがな はぐろさんさんしんがっさいでんおよびしょうろう
棟名 三神合祭殿
棟名ふりがな さんしんがっさいでん
羽黒山三神合祭殿及び鐘楼 合祭殿
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員数 1棟
種別 近世以前/神社
時代 江戸後期
年代 文政元
西暦 1818
構造及び形式等 本殿 桁行二間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、茅葺、向拝三間、
   こけら葺
拝殿 桁行七間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝三間、入母屋造、
   妻入、軒唐破風付、茅葺、背面下屋庇附属、板葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02378
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2000.05.25(平成12.05.25)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (三)歴史的価値の高いもの
重文指定基準2 (四)学術的価値の高いもの
所在都道府県 山形県
所在地 山形県鶴岡市羽黒町大字手向
保管施設の名称
所有者名 月山神社
出羽神社
湯殿山神社
所有者種別
管理団体・管理責任者名
羽黒山三神合祭殿及び鐘楼 合祭殿
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解説文:
羽黒山は,月山,湯殿山とともに出羽三山と呼ばれ,古来より,山岳修験の霊場とされてきたところである。三神合祭殿は,その中心建築で,山頂に近い平坦地,御手洗池に南面して建っている。鐘楼は,三神合祭殿の東南に位置している。
 三神合祭殿は後方にある本殿と,前面の拝殿が一体となった複合建築である。文化8年(1811)の焼失後,文政元年(1818)八月に完成したことが棟札より明らかである。鐘楼は記録から最上家信によって,元和4年(1618)に建てられたとわかる。
 三神合祭殿は,近世初期以来の特異な形式を伝える,類例の数少ない修験関係の建築として貴重である。また,拝殿の壮大な内部空間や,華やかな装飾など,近世末期の大建築としても価値がある。鐘楼は木割の太い雄大な建築で,羽黒山における,近世初期の意匠を伝える遺構として重要である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  添付ファイル なし