国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
奈良県藤ノ木古墳出土品
ふりがな
:
ならけんふじのきこふんしゅつどひん
奈良県藤ノ木古墳出土品《金銅鞍金具》
写真一覧▶
地図表示▶
解説表示▶
員数
:
一括
種別
:
考古資料
国
:
日本
時代
:
古墳
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
00040
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1988.06.06(昭和63.06.06)
国宝指定年月日
:
2004.06.08(平成16.06.08)
追加年月日
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
橿原市畝傍町50-2
保管施設の名称
:
奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
所有者名
:
国(文化庁)
管理団体・管理責任者名
:
奈良県藤ノ木古墳出土品《金銅鞍金具》
解説文:
詳細解説
本件は、奈良県法隆寺の西約三五〇メートルに所在する藤ノ木古墳から出土したものの一括である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
添付ファイル
なし
写真一覧
奈良県藤ノ木古墳出土品《金銅鞍金具》
写真一覧
奈良県藤ノ木古墳出土品《金銅鞍金具》
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
本件は、奈良県法隆寺の西約三五〇メートルに所在する藤ノ木古墳から出土したものの一括である。
詳細解説▶
詳細解説
本件は、奈良県法隆寺の西約三五〇メートルに所在する藤ノ木古墳から出土したものの一括である。 藤ノ木古墳は直径約四八メートル、高さ約九メートルと想定される円墳である。昭和六十一年、斑鳩町教育委員会の要請を受けた奈良県立橿原考古学研究所による第一次調査で、両袖式の横穴式石室が発見され、奥壁に沿って置かれた家形石棺の存在が知られた。石室内には右袖部に土師器、須恵器の一群が置かれ、石棺と奥壁の間から馬具類や武器・武具類が出土し、昭和六十三年に重要文化財に指定された。 さらに同じ昭和六十三年には墳丘の確認とファイバースコープによる石棺内の調査、引き続き石棺内の調査が実施された。石棺には東枕に埋葬された二体の人骨が確認され、これに伴う一万二〇〇〇点を超す副葬品がほぼ原位置を保って発見されたため、これまで必ずしも性格のはっきりしなかったものについても、その用途や機能を考える貴重なデータが得られた。これらのものは平成三年に追加指定されている。 しかし出土品の保存状態は良好とはいえなかったため、平成元年度から十か年を費やし、保存処理を実施した。それにより金銅【こんどう】製の馬具類、副葬されていた金銅冠、金銅履【り】、装飾大刀【たち】、各種の玉類、銀や金銅製の装飾品等の詳細な調査が可能となった。その結果、これらにみられる高度な技術と華麗な意匠は、古墳時代後期の工芸技術の粋を集めたものとして、その価値は一層高くなったため、さらなる保存を図りたい。
関連情報
一つ書
一、金銅鞍金具
一、鉄地金銅張鞍金具〈残欠共/〉
一、金属製品
一、土師器・須恵器(蓋三箇共)
一、銅鏡
一、金属製品
一、ガラス製品
附 繊維類
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、金銅鞍金具
一つ書員数
:
一背
ト書
:
(石棺外出土)
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、鉄地金銅張鞍金具〈残欠共/〉
一つ書員数
:
二背分
ト書
:
(石棺外出土)
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、金属製品
一つ書員数
:
一括
ト書
:
(石棺外出土)
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、土師器・須恵器(蓋三箇共)
一つ書員数
:
四十六箇
ト書
:
(石棺外出土)
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、銅鏡
一つ書員数
:
四面
ト書
:
(石棺内出土)
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、金属製品
一つ書員数
:
一括
ト書
:
(石棺内出土)
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、ガラス製品
一つ書員数
:
一括
ト書
:
(石棺内出土)
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
附 繊維類
一つ書員数
:
一括
ト書
:
(石棺内出土)