国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
加藤清正宛
安南国大都統官阮潢書簡
加藤清正宛
安南国大都統官阮潢書簡
ふりがな
:
あんなんこくだいと とうかんげんこうしょ かん
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員数
:
安南国大都統官阮潢書簡 1幅
安南国大都統官阮潢書簡 1幅
種別
:
歴史資料
国
:
ヴェトナム
時代
:
黎時代
年代
:
安南国大都統官阮潢書簡 弘定10年5月17日
安南国大都統官阮潢書簡 弘定11年5月24日
西暦
:
1609
1610
作者
:
寸法・重量
:
安南国大都統官阮潢書簡 縦30.1×横39.3
安南国大都統官阮潢書簡 縦29.0×横38.4(単位はセンチメートル)
品質・形状
:
紙本墨書 掛幅 料紙 1紙 朱文単槨方印「鎮守将軍之印」一顆を捺す
ト書
:
弘定10年5月17日
弘定11年5月24日
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
206
枝番
:
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2018.10.31(平成30.10.31)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
熊本県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
17世紀初頭に安南国中南部(交趾)を統治した阮潢が、朱印船貿易の相手である加藤清正に宛てた書簡2通。日本と安南国等との外交史、朱印船貿易史等研究上に価値が高い。また現在10通しか伝存が確認されない安南国発給の外交文書原本として古文書学研究上に貴重である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
17世紀初頭に安南国中南部(交趾)を統治した阮潢が、朱印船貿易の相手である加藤清正に宛てた書簡2通。日本と安南国等との外交史、朱印船貿易史等研究上に価値が高い。また現在10通しか伝存が確認されない安南国発給の外交文書原本として古文書学研究上に貴重である。
詳細解説▶
詳細解説
安南国は現在のベトナム地域で、11世紀中葉から19世紀初頭の国号は大越であったが、中国歴代王朝から安南と呼称され、日本への外交文書にも安南を自称した。16世紀中葉から17世紀前半にかけ日本と安南との間には直接交易船が往来し、慶長6年(1601)には徳川家康が安南国など東南アジア地域と外交関係を結び、朱印状を発給し交易を統制した。 本文書は熊本藩主加藤家の菩提寺・本妙寺に伝来する、加藤家伝来文書群中の2通である。阮潢は広南阮氏初代で、1558年から1613年までの長期にわたり順化の鎮守の地位にあって交趾を支配し、日本と外交・交易関係を結んだ。加藤清正は朱印船貿易に積極的であったことが知られる。 弘定10年(1609)の書簡(1)は、両者の親交を尊び、今後の交易の許可を求める内容である。清正が初めて交趾へ朱印船を送った際の日本への帰帆船に載せられた書簡と考えられる。翌11年の書簡(2)は貴国の林右という船主が(給)憑(渡航許可に係る朱印状と推測)を持参し暹羅へ向かったが到達できずに我邦に到ったこと、(1)同様に明年以降の交易の継続を期する旨を記す。 文書様式は(2)が一般的である。奥上には、書簡を意味する「書」大字(印)、横細線(印)、及び独特の形状を呈する発給者の花押様の印があらわされ、外見的特徴となる。(1)は奥上大字等はないが、書出、書留文言から書簡と判断しうる。両通とも年紀の上に同形同大の朱文方印「鎮守将軍之印」が捺される。 両通は、加藤清正と安南国との外交、交易関係を背景に発給されたもので、当該期の日本と安南国等との外交史、朱印船貿易史等を研究するうえで価値が高い。加えて現在10通の伝来が知られるのみである稀少な安南国発給の外交文書原本として古文書学研究上に重要である。