国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
絹本著色楊柳観音像
ふりがな
:
けんぽんちゃくしょくようりゅうかんのんぞう
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員数
:
1幅
種別
:
絵画
国
:
朝鮮
時代
:
高麗
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
明徳二年十二月良賢の寄進銘がある
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01670
枝番
:
0
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1971.06.22(昭和46.06.22)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
佐賀県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
鏡神社
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
本図は、その銘文によると、寄進者良賢の先師某の蔵品として鏡神社の一坊に伝わったが、明徳二年(一三九一)鏡神社の両所尊廟(祭神・神功皇后・藤原広嗣)や先師、良賢二世のために寄進されたものであることが知られ、その由緒を明らかにする点、諸本にはない価値を有している。
画面の大きさもさることながら、その彩技は入念緻密で伝世の楊柳観音像中良本の一つにあげられ、制作時も高麗末葉(十四世紀)に置かれる。
なお、鎌倉時代には鏡社人が高麗と往来のあったことが正史に見えており、本図のこの地に伝わることもゆえなきことではなく、日韓交渉史の上でも看過しがたい資料である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
本図は、その銘文によると、寄進者良賢の先師某の蔵品として鏡神社の一坊に伝わったが、明徳二年(一三九一)鏡神社の両所尊廟(祭神・神功皇后・藤原広嗣)や先師、良賢二世のために寄進されたものであることが知られ、その由緒を明らかにする点、諸本にはない価値を有している。 画面の大きさもさることながら、その彩技は入念緻密で伝世の楊柳観音像中良本の一つにあげられ、制作時も高麗末葉(十四世紀)に置かれる。 なお、鎌倉時代には鏡社人が高麗と往来のあったことが正史に見えており、本図のこの地に伝わることもゆえなきことではなく、日韓交渉史の上でも看過しがたい資料である。