国宝・重要文化財（美術工芸品）
　主情報
名称 ： 太刀〈銘備前国友成造／〉
ふりがな ： たち〈めいびぜんのくにともなりぞう〉
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員数 ： 1口
種別 ： 工芸品
国 ： 日本
時代 ： 平安
年代 ：
西暦 ：
作者 ： 備前国友成
寸法・重量 ： 刃長79.0　反り2.3　元幅2.9　先幅1.6　鋒長2.6　（㎝）
品質・形状 ： 鎬造、庵棟、身幅やや細く腰反り、高く踏張りがつき、小鋒。鍛は小板目やや肌立ち、地沸つき、地景入り、映り立つ。刃文は直刃調に浅くのたれ、全体に小乱れを焼き、小丁子交じり、小足葉入り、砂流・近筋かかって葉中賑やかに働き、沸よくつく。帽子は浅く湾れて先小丸となり、掃きかける。彫り物は表裏に角留めの棒樋を彫り、表の腰元に素剣を浮彫りにする。茎は生ぶ、先は上がり栗尻、鑢目浅い勝手下がり、目釘孔三。表棟寄りに銘を切る。
ト書 ：
画賛・奥書・銘文等 ： 「備前国友成造」
伝来・その他参考となるべき事項 ：
指定番号（登録番号） ： 00045
枝番 ： 00
国宝・重文区分 ： 国宝
重文指定年月日 ： 1931.12.14(昭和6.12.14)
国宝指定年月日 ： 1952.03.29(昭和27.03.29)
追加年月日 ：
所在都道府県 ： 東京都
所在地 ： 東京国立博物館　東京都台東区上野公園13-9
保管施設の名称 ： 東京国立博物館
所有者名 ： 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名 ：

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解説文：
友成は正恒と並んで故備前を代表する名工であり、同名が数名いたと言われる。本太刀は、細身で腰反りのついた美しい姿をした太刀で、鍛は小板目がやや肌立ちごころで潤いがあり、刃文は趣のある小乱れである。腰元に彫物があるのは珍しい。友成の作では最も古い作とみられ、格調高い名作である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし