国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 太刀〈銘熊野三所権現長光/〉
ふりがな たち〈めいくまのさんしょごんげんながみつ〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 長光
寸法・重量 身長75.0 反り2.9 元幅3.0 先幅1.9 鋒長3.0 茎長21.2 (㎝)
品質・形状 鎬造、庵棟、腰反り、踏張りあり。鋒小。鍛小板目肌よくつみ、乱れ映りあざやかに立つ。刃文匂口つよく締まる出来、丁子乱僅かに互の目交じり、足葉よく入る。帽子乱込み中ややたるみごころに小丸。茎生ぶ、先栗尻、鑢勝手下がり、目釘孔二、鎺下棟寄りに細鏨で銘がある。
ト書
画賛・奥書・銘文等 「熊野三所権現」 「長光」
伝来・その他参考となるべき事項 熊野地方豪族九鬼家・・・徳川将軍家-享保二年地紗奉行朽木植元
指定番号(登録番号) 00067
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1931.01.19(昭和6.01.19)
国宝指定年月日 1952.11.22(昭和27.11.22)
追加年月日
所在都道府県 大阪府
所在地
保管施設の名称
所有者名 個人
管理団体・管理責任者名

解説文:
長船長光の一作風を示す同作中の優品で、刃文が締まっているが刃中よく働き、僅かに茎を伏せているが、生ぶ茎で健全である。銘文に熊野三所権現とあるのは、刀工の熊野進行を語る一資料である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし