国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 短刀〈無銘正宗(名物包丁正宗)/〉
ふりがな たんとう〈むめいまさむね(めいぶつほうちょうまさむね)〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 正宗
寸法・重量 身長21.7 反り0.3 元幅3.6 茎長9.4 (㎝)
品質・形状 平造、丸棟、重ね薄く、身幅広く、寸詰まり、浅く反りつく。鍛え板目頻りに地景を交え、匂深く冴え、小沸よくつき、金筋、稲妻多くかかる。帽子乱れ、表は尖りごころに裏は丸く返り、僅かに掃きかけ、金筋かかる。護摩箸を透彫にし、表裏に陰刻の鍬形を添える。茎生ぶ、先剣形、鑢勝手下がり、目釘孔一、無銘。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項 日向延岡内藤家伝来
指定番号(登録番号) 00073
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1937.05.25(昭和12.05.25)
国宝指定年月日 1952.11.22(昭和27.11.22)
追加年月日
所在都道府県 大阪府
所在地
保管施設の名称
所有者名 個人
管理団体・管理責任者名

解説文:
享保名物所載包丁正宗三口中、当時日向の内藤家所蔵となっているものが、本短刀である。三口の中で、最も地景、金筋、稲妻の激しいできである。正宗の典型的のもので、地刃健全である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし