国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 秋草文壺
ふりがな あきくさもんつぼ
秋草文壺
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 平安
年代
西暦
作者
寸法・重量 高40.6 (㎝)
品質・形状 素地は灰白色の半磁質で、肩に淡いオリーブ色の自然釉が厚く係、これが胴に数条流下している。成形は轆轤造り、口頸形が喇叭状に開き、肩の張り、裾のこけた壺形、平底板おこし。胴に流麗な芒文三株を刻し、肩にも芒、柳、瓜、頸部に芒、蜻蛉などを鮮やかに線刻した珍しい壺である。口辺内側に「上」字を刻す。
ト書 神奈川県川崎市南加瀬出土
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00096
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1949.02.18(昭和24.02.18)
国宝指定年月日 1953.03.31(昭和28.03.31)
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
保管施設の名称 東京国立博物館
所有者名 学校法人慶應義塾
管理団体・管理責任者名
秋草文壺
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解説文:
昭和17年4月に神奈川県川崎市の加瀬山南端の道路拡張工事中に発見されたものである。壺の内には骨が納められていたが、骨は供養埋葬された。
中世初頭の遺品としては、美しい刻文のある壺で陶磁史上貴重な遺品である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし