国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 玳瑁装牙櫛
ふりがな たいまいそうげのくし
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員数 1枚
種別 工芸品
日本
時代 平安
年代
西暦
作者
寸法・重量 幅10.1 高6.0 (㎝)
品質・形状 象牙製。蒲鉾型の駆使で、幅細長く、雄柱を太めに作る。峯および棟幅の部分両面に花文を表す。棟幅の花には、玳瑁を象嵌して、下に伏せた紅緑の彩文を透かし見せ、蔓は銅の細線を象嵌し、その間に珠文を金の鑢粉を混ぜた黒漆で描き表す。峯にも玳瑁を象嵌し、同様の手法によって葉状の文様を表す。その間にさらに珠文を染角を嵌め加えるが、現在は脱落している部分がある。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00106
枝番 03
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1951.06.09(昭和26.06.09)
国宝指定年月日 1953.03.31(昭和28.03.31)
追加年月日
所在都道府県 大阪府
所在地
保管施設の名称
所有者名 道明寺天満宮
管理団体・管理責任者名

解説文:
六種の遺物は中国唐から舶載したものと、本邦製作によるものとがあるが、いずれも中国、唐時代の様式を伝える遺例の少ないものである。これらは、菅原道真が薨じた後、氏寺である土師寺の住職であった姨覚寿尼に伝えた遺品といわれ、土師寺の後身である道明寺天満宮に伝えられた。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし